(レビュー)人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番!

きっかけ


この本を購入したきっかけは、私が著者の吉川英一さんの文章のファンだからです。

  • 「億万長者より手取り1000万円が幸せ(2013/ダイヤモンド社)」
  • 「一生好きなことをして暮らすための不労所得の作り方(2013/光文社新書)」
  • 吉川さんのブログ

からは、会社に縛られない生き方や、ストレスを減らして楽しく生きていく方法などが、わかりやすく伝わってきます。
また、私は将来的に宅建を取得したいとも考えています。宅建業のイメージをつかむためにも、こちらの本で学ぼうと考えました。

概要

本書を通して著者が最も伝えようとしていることは、「不動産屋ほど儲かる商売はない」ということです。
この主張を裏付けるために、著者自身がいかに効率的にお金を儲けているかを自身の実例を挙げて説明しています。
例えば、「私は自宅で本当に片手間でしか(不動産屋)をやっていませんが、昨年は7件仲介しただけで1151万円の仲介手数料を得ることができました。」
「昨年は9000万円のアパートを両手仲介させてもらいましたので、一度の取引でサラリーマン時代の年収分ほどの仲介料をいただくことができました。」
など。

感想

満足度は5点満点中の3点です。

  • 宅建を取って独立しようと考えている人
  • 不動産投資を既に行っていて宅建業もやってみたいと思っている人

にとっては、うってつけの一冊ではないかと思います。

個人的には「第3章 夜の街を歩けば不動産屋に当たる」あたりから読み進むペースが落ちてしまいました。
「お客さんをお連れするお店は、(自分を上得意様扱いしてくれる)お店じゃないといけません。入店回数もさることながら、女の子の名前をすべて覚えて、気軽に呼び合える雰囲気をつくることが大切です。」
上記引用部のように、夜のお店に頻繁に出入りしなければ儲かる不動産屋にはなれない、という風に思えてしまう個所が目立ちました。
飲み歩くことが好きな人にはうってつけの仕事かもしれませんが、社交体力の低い自分にとってはなかなか難しい仕事だな、と思ってしまいました。

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