(レビュー)ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

きっかけ


どうせ買うなら、長期的に資産価値が上がっていく(または下がりにくい)物件の方がいい。そう考える人が多数派だと思います。
しかし、どれほど綿密な物件調査や立地調査を行ったとしても、日本全体に起きている人口減少という大きなマイナスの波にうちかつことは容易ではありません。
今後の不動産投資には「まちづくり」の視点が欠かせないと思い、本書を手に取りました。

概要

著者が本書を通して読者に伝えたいことは以下の引用個所に集約されています。

この本の目的は、これを読んでいるあなたが自分のまちでもっと楽しく暮らすために、実践的かつ具体的に役立ててもらうことです。
「いいな」とか「自分にもやれそうだな」と思ったら、どんどん真似してください。そして一人ひとりがこの本に出てくるまちづくりの実践者―「家守」として、自分のまちを元気にしていってくれたら、とても嬉しいです。

つまり、この本は不動産投資に関する本ではありません。どちらかと言えば、家や店や事務所を借りる人のための本です。
しかし、さびれかけた商店街に活気を取り戻す方法、空室だらけの物件に魅力ある借り手を集めるための手法など、不動産所有者にとっても参考になる内容が多数紹介されています。
後半では「実践編」として、北九州や雑司ヶ谷でのリノベーションまちづくりの流れが当事者の視点から詳細に描かれています。

感想

満足度は、5点満点中の4点です。
内容が濃く、不動産大家としても大いに勉強になる一冊です。
5点でなく4点をつけた理由は、

  • 目次がおおざっぱ(知りたいことを見つけにくい)
  • 内容が豊富すぎてお腹いっぱい(まちづくりの性質上しかたない)
  • 電子書籍版がない(2018年9月現在)
  • 読んでいてツライ時がある(みかんぐみの上司とか清水さんに叱られる著者の話など)

です。

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